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映画『トランセンデンス』を観ました。

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2014年12月からレンタルが開始されている『トランセンデンス』を観ました!

ジョニー・デップが出演しているというだけでどんな映画も観たくなる不思議。

相変わらずかっこよかったです。

トランセンデンス

あらすじ

人工知能が人間の知性を超える現象“トランセンデンス”を開発研究する科学者ウィル(ジョニー・デップ)は、ある日、反テクノロジーの過激派組織の凶弾に倒れてしまう。死の間際に、妻エヴリン(レベッカ・ホール)は彼の頭脳をスーパーコンピューターへインストール、それは自我を持った超頭脳の誕生であった。ウィルの意識はコンピューターの中で生かされ、ネットワークの力により軍事機密、金融、政治から個人情報まで地球上のすべての情報を手に入れることになる。やがて、超高速処理能力で化学反応を引き起こしながら、人類の想像を遥かに超える進化をし始めるのだった……。

出演:ジョニー・デップ モーガン・フリーマン レベッカ・ホール ケイト・マーラ キリアン・マーフィー コール・ハウザー ポール・ベタニー クリフトン・コリンズ・JR コリー・ハードリクト フォーク・ヘンチェル ジョシュ・スチュワート ルース・レインズ

 予告


映画『トランセンデンス』予告編 - YouTube

キャスト

ウィル・キャスター(ジョニー・デップ)

「人工知能による飢えや病気のない未来」のために意思を持つ人工知能の研究をしている天才科学者。

反テクノロジーの過激派組織によって命を落としてしまうのですが、死ぬ真際にコンピューターに意識をインストールされて、究極の人工知能に進化していきます。

エヴリン・キャスター(レベッカ・ホール)

ウィルの奥さん。ウィルと共に人工知能の研究をしている。

夫の死に際に意識をコンピューターにインストールすることを思いつき実行。

マックス・ウォーターズ(ポール・ベタニー)

キャスター夫妻の級友であり、神経生物学者。

医療に役立つ人工知能の開発を応援する一方で、人工知能が人類を凌駕する危険性を危惧している。

ジョセフ・タガー(モーガン・フリーマン)

キャスター夫妻とマックスの恩師。

長らく人工知能の研究に励み、現在はFBIのブキャナン捜査官と共にサイバー・ディフェンス分野で活躍。

ブキャナン捜査官(キリアン・マーフィー)

FBI捜査官。

反テクノロジー過激派組織を追っている。

ブリー(ケイト・マーラ)

テクノロジーの発展はやがて人類を破滅に導くという思想を持つ過激派組織R.I.F.Tのリーダー格。

感想

一言で言うと「微妙な映画だった」ですが、面白いかつまらないかだと、内容は面白いです。

人工知能というテーマはとても興味があるし、ワクワクするし、ジョニー・デップはかっこいいし、意思を持つ人工知能を作るために人間の意識をコンピューターにインストールする発想や反テクノロジー過激派組織が出てくるのも、ストーリーは面白いと思います。

でもなんとなく、サッポリの好きじゃない構成でできている映画だったんですよ。全体的な流れが悪いというかなんというか。

時間内に収めようとしてギュッとしすぎちゃったような部分を多々感じました。

監督は、クリストファー・ノーランと共に何作品も撮影監督をやってきたというウォーリー・フォスターだとということで期待していましたが、若干残念だったかなぁという印象です。

しかし、人工知能ってなんでこうもワクワクさせてくれるんだろうか!

人工知能が意思を持ってオンラインに繋がったらこんなになってしまうのかと驚いたし、近未来的な施設は素晴らしかった!

人工知能って現時点でどのくらいの進化をしているんだろう?

人工知能が意思を持って人間と共に生活できる世界になるにはあとどのくらいかかるんだろう?ワクワクがとまらない。

トランセンデンス(字幕版)

トランセンデンス(字幕版)

 

デカルトの密室 

映画『トランセンデンス』とは関係ないのですが、人工知能のお話で面白かった本を思い出したのでついでに紹介します。

デカルトの密室 (新潮文庫)

デカルトの密室 (新潮文庫)

 
デカルトの密室 (新潮文庫)

デカルトの密室 (新潮文庫)

 
あらすじ

ヒト型ロボットが実用化された社会。ロボット学者の祐輔と進化心理学者の玲奈は、ロボットのケンイチと共に暮らしている。三人が出席した人工知能のコンテストで起こった事件から、悪夢のようなできごとは始まった。連続する殺人と、その背後に見え隠れする怜悧な意思が、三人を異世界へ引き寄せる――。人間と機械の境界は何か、機械は心を持つのか。未来へ問いかける科学ミステリー。

 

デカルトに超絶ハマっていた時期に購入した本です。おもしろかったです!

ミステリーというよりは、哲学寄りといったほうが近いような。

2008年の本なので結構古いですが、今はKindle版も発売されているようなので興味のある方は是非読んでみてください!

映画よりこっちの本のほうがサッポリのオススメ度は高いです。

 

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